【ヒーローズ・ジャーニー】英雄の旅⑧ 内なる自分(魂)の成長

英雄の旅での本当に大切なポイントは
『内なる自己を育てる』ことです。
このあたりでもう一度
【ヒーローズ・ジャーニー】
についておさらいしておきたいと思います。
神話学者のジョーゼフ・キャンベルは、
世界中の神話を研究し、神話の中に共通のパターンがあることを発見しました。
神話の中の主人公は、はじめはどこにでもいそうなありきたりの存在で、なまけものであったり、暴れん坊だったりします。
共通のパターンとは、ありきたりの主人公が、ある出来事を境に、幾多の冒険や試練を経て、一人前の存在となり、最後には、最大の試練を乗り越え、栄光を勝ち取り、栄誉を手にするプロセスのことです。
それをキャンベルは
ヒーローズ・ジャーニー=英雄の旅
と名付けたのです。
映画『ファインディングジョー』より引用
ご存じの方も多いと思いますが、
英雄の旅(ヒーローズジャーニー)は、
映画「スター・ウォーズ」「マトリックス」「オズの魔法使い」「ロード・オブ・ザ・リング」「ハリー・ポッター」「ロッキー」「スーパーマン」など、
ヒットしたハリウッド映画の物語、脚本のパターン=法則としても使われています。
それらの映画のヒットの要因は、
ヒーローズジャーニーに則ったストーリーにあると言っても過言ではありません。
なぜヒットするのか?
それは、
私達の人生の投影。
人生そのものなんです。
目の前に展開している映画や小説の展開が自分ごとになっていくんです。
その共感が感動を生みヒットにつながるのです。
映画などを観ていると、
その派手な面だけが印象に残るかもしれませんが、
本当に大切なことは、
外面の成功ではなく、内面の魂レベルの成長を意味しています。
普通の人生を送っているありきたりの人が天命を知って、見知らぬ地へと旅立つ勇気、目的地へ向かう途中であらわれるドラゴン(試練)との対峙を通して、新しい地で生き抜く叡智を獲得する。
その過程であなたの中で何が起こるのか?
それが魂(内なる自己)の成長です。
それが何故大切なのか?
<次回に続く・・・>