- 1. < あ >
- 1.1. アイ・アクセシング・キュー(EYE ACCESSING CUES)
- 1.2. あいまいさ(AMBIGUITY)
- 1.3. 相手の世界観(世界地図)
- 1.4. アウトカム 結果(OUTCOMES)
- 1.5. アクセシング・キュー(ACCESSING CUES)
- 1.6. アズ・イフ・フレーム(AS-IF-FRAME)
- 1.7. アソシエイト⇔ディソシエイト(ASSOCIATE⇔DISSOCIATE)
- 1.8. アップタイム(UPTIME)⇔ダウンタイム(DOWNTIME)
- 1.9. アナログ的マーキング(ANALOGUE MARKING)
- 1.10. アナログ(ANALOGUE)⇔デジタル(DIGITAL)
- 1.11. アドラー(ADLER)
- 1.12. アンカー(ANCHOR)
- 1.13. アンカリング(ANCHORING)
- 1.14. イエス・セット(YES SET)
- 1.15. 意識(CONSCIOUS)
- 1.16. 一致(CONGRUENCE)
- 1.17. 一貫性(CONSISTENCY)
- 1.18. 一般化(GENERALIZATION)
- 1.19. 意図 (INTENTION)
- 1.20. 意味のリフレーミング(MEANING REFRAME)
- 1.21. インステート(IN STATE)
- 1.22. インストール(INSTALLATION)
- 1.23. インタイム(IN TIME)
- 1.24. エコロジーチェック(ECOLOGY)
- 2. < か >
- 2.1. 学習(LEARNING)
- 2.2. 家族療法(FAMILY THERAPY)
- 2.3. 感覚に基づく描写 (SENSORY –BASED DESCRIPTION)
- 2.4. 感覚の鋭敏さ(SENSORY ACUITY)
- 2.5. キャリブレーション(CALIBRATION)
- 2.6. 共感覚(SYNESTHESIA)
- 2.7. 恐怖症の治療(FAST PHOBIA )
- 2.8. 逆メタモデル
- 2.9. ゲシュタルト(GESTALT)
- 2.10. ゲシュタルト療法(GESTALT PSYCHOLOGIE)
- 2.11. 顕在化(ELICITATION)
- 2.12. 現実を描く地図(MAP OF REALITY)
- 2.13. 肯定的意図(POSITIVE INTENTION)
- 2.14. 巧弁パターン(SLEIGHT OF MOUTH)
- 2.15. 声の質(VOICE QUALITY)
- 2.16. 五感(SENSES)
- 2.17. コラプシング・アンカー
- 2.18. 文脈、コンテキスト(CONTEXT)
- 3. < さ >
- 3.1. 催眠誘導
- 3.2. サブモダリティ(SUB-MODALITY)
- 3.3. システム的(SYSTEMIC)
- 3.4. 状況のリフレーミング(CONTEXT REFRAMING)
- 3.5. ジョン・グリンダー(JOHN GRINDER)
- 3.6. スコア・モデル(S.C.O.R.E)
- 3.7. 6ステップリフレーミング(シックスステップリフレーミング)
- 3.8. 柔軟性(FLEXIBILITY)
- 3.9. 叙述語(PREDICATES)
- 3.10. 叙法助動詞(MODEL OPERATORS)
- 3.11. 状況 コンテクト(CONTEXT)
- 3.12. 状況のリフレーミング
- 3.13. 省略(DELETION)
- 3.14. 信念(BELIEFS)
- 3.15. 深部(深層)構造(DEEP STRUCTURE)
- 3.16. スイッシュ パターン(SWISH PATTERN)
- 3.17. スキル(SKILL)
- 3.18. スタッキング・アンカー
- 3.19. ステート
- 3.20. スウィッシュ・パターン
- 3.21. スピリチュアル
- 3.22. ストラテジー
- 3.23. スライディング・アンカー
- 3.24. スルータイム(THOROUGH TIME)
- 3.25. 前提(PRESUPPOSITION)
- 3.26. 戦略(STRATEGY)
- 4. < た >
- 4.1. 対照分析(CONTRASTIVE ANALYSIS)
- 4.2. 態度(ATTITUDE)
- 4.3. タイムライン(TIMELINE)
- 4.4. ダウンタイム(DOWNTIME)⇔アップタイム(UPTIME)
- 4.5. 知覚のフィルター(PERCEPTUAL POSITION)
- 4.6. 知覚のポジション(PERCEPTUAL POSITION)
- 4.7. 知覚の第1ポジション(FIRST POSITION)
- 4.8. 知覚の第2ポジション(SECOND POSITION)
- 4.9. 知覚の第3ポジション(THIRD POSITION)
- 4.10. チェイニング・アンカー
- 4.11. チャンク(チャンクアップ&チャンクダウン)
- 4.12. タイムライン
- 4.13. NLPタイムラインセラピー (Time line therapy)
- 4.14. ディソシエイト⇔アソシエイト
- 4.15. デジタル(DIGITAL)⇔アナログ(ANALOGUE)
- 4.16. 等価の複合概念(COMPLEX EQUIVALENCE)
- 4.17. トランス(TRANCE)
- 4.18. トランスレイティン(TRANSLATING)
- 4.19. ドライバー(Driver)
- 4.20. T.O.T.Eモデル(T.O.T.E MODEL)
- 5. < な >
- 5.1. 内容 コンテンツ(CONTENT)
- 5.2. 内容のリフレーミング(CONTENT REFRAMING)
- 5.3. 内的一致(CONGRUENCE)
- 5.4. 内的不一致(INCONGRUENCE)
- 5.5. 内的表象(INTERNAL REPRESENTATION)
- 5.6. 内的対話(INTERNAL DIALOGUE)
- 5.7. ニューコードNLP(NEW CODE NLP)
- 5.8. 二次利得(SECONDARY GAIN)
- 5.9. 認識論(EPISTEMOLOGY)
- 5.10. 能力(CAPACITY)
- 5.11. 望ましい状態のゴール設定法(WFO)ウェル・フォームド・アウトカム
- 6. < は >
- 6.1. パート(PARTS)
- 6.2. 発火(トリガー)
- 6.3. バックトラック(BACK TRACK)
- 6.4. バージニア・サティア(VIRGINIA SATIR)
- 6.5. 非言語(NON-VERBAL)
- 6.6. 必須多様性(REQUISITE VARIETY)
- 6.7. ビジュアルスクワッシュ
- 6.8. ビリーフ(BELIEF)
- 6.9. 複数の序列に属する(MULTI-ORDINAL)
- 6.10. 表象システム(REPRESENTATIONAL SYSTEMS)
- 6.11. フォビア(FOBIA)
- 6.12. フィードバック(FEEDBACK)
- 6.13. フィジオロジー(PHYSIOLOGY)
- 6.14. フリッツ・パールズ(FRITZ PERLS)
- 6.15. 分離(DISSOCIATION)
- 6.16. 不健全(UNSANITY)
- 6.17. 不特定動詞(UNSPECIFIED VERBS)
- 6.18. 不特定名詞(UNSPECIFIED NOUNS)
- 6.19. 普遍的数量詞(Universal QUANTIFIERS)
- 6.20. ブレーク・ステート(BREAK STATE)
- 6.21. ペーシング(PACING)
- 6.22. ボディ・ランゲージ(BODY LANGUAGE)
- 6.23. ポジション・チェンジ(POSITION CHANGE)
- 7. < ま >
- 7.1. マッチング(MATCHING)
- 7.2. マッピングアクロス(MAPPING ACROSS)
- 7.3. ミスマッチ(MISMATCHING)
- 7.4. 未来ペース(FUTURE PACE)
- 7.5. ミルトン・エリクソン(MILTON ERICKSON)
- 7.6. ミルトン・モデル(MILTON-MODEL)
- 7.7. ミラーリング(MIRRORING)
- 7.8. 無意識(UNCONSCIOUS)
- 7.9. 明確なゴール
- 7.10. メタ(META)
- 7.11. メタ・ステート(META-STATES)
- 7.12. メタ・プログラム(META-PROGRAMS)
- 7.13. メタファー(METAPHOR)
- 7.14. メタポジション(META-POSITION)
- 7.15. メタモデル(META MODEL)
- 7.16. 目標を細分化(CHUNKING DOWN)
- 7.17. モデリング(MODELLING)
- 8. < や >
- 8.1. 優先システム(感覚)
- 8.2. 優先感覚へのペーシング
- 8.3. ユニバーサルワード(UNIVERSAL WORD)
- 9. < ら >
- 9.1. ラポール(RAPPORT)
- 9.2. リーディング(LEADING)
- 9.3. リードシステム(LEAD SYSTEM)
- 9.4. リチャード・バンドラー(RICHARD BANDLER)
- 9.5. リソース(RESOURCES)
- 9.6. リソース・アンカー(RESOURCE ANCHOR)
- 9.7. リソース状態(RESOURCEFUL STATE)
- 9.8. リンキング(接続詞)
- 9.9. ロジカルレベル(LOGICAL LEVELS)
- 9.10. ループ(LOOPS)
- 10. < わ >
- 10.1. 歪曲(DISTORTION)
- 10.2. 枠組 フレーム(FRAME)
- 11. < 人 名 >
- 11.1. リチャード・バンドラー(RICHARD BANDLER)
- 11.2. ジョン・グリンダー(JOHN GRINDER)
- 11.3. ロバート・ディルツ(ROBERT DILTS)
- 11.4. クリスティナー・ホール (CHRISTINA HALL)
- 11.5. ミルトン・エリクソン(MILTON ERICKSON)
- 11.6. フリッツ・パールズ(FRITZ PERLS)
- 11.7. バージニア・サティア(VIRGINIA SATIR)
< あ >
アイ・アクセシング・キュー(EYE ACCESSING CUES)
アイ・アクセシング・キューとは、視覚、聴覚、体感覚に脳がアクセスする際に行われる眼の動きのこと。どの部分を使用して情報を処理しているかを分析する方法。
あいまいさ(AMBIGUITY)
漠然とした言葉の使い方。 「抽象的」(具体的の反対語)とも表現できる
相手の世界観(世界地図)
脳の中で情報はその人独自のフィルターにかけている。 みんな異なる世界観をもっている。
アウトカム 結果(OUTCOMES)
具体的でNLPでは五感に基づいたゴール(目標)のこと。 人、または組織が達成することを熱望するゴールや望ましい状態。
アクセシング・キュー(ACCESSING CUES)
その人が使っている表象システムを表す微妙な動き、反応。一般的なアクセシング・キューは、眼の動き、声のトーン・リズム、身体の姿勢・しぐさ、表情や呼吸のパターンなど。
アズ・イフ・フレーム(AS-IF-FRAME)
何らかの出来事が起きたつもりになり、『まるで』それが起きた『かのように』考えること。「もし、それが・・・出来たとしたら」など。障害のように見えるものを心の中で飛び越え、望ましい目標に達成したととらえ創造的な問題解決を促進する枠組み。
アソシエイト⇔ディソシエイト(ASSOCIATE⇔DISSOCIATE)
ある状態に入り込み一体化することをアソシエートと呼ぶ。対象人物は自身の場合や他者の場合がある。その対象人物が表出しているVAKOGに同化し、その特定時点での状態をありありと経験することを指す。アソシエイトを連合(連合体験)、ディソシエイトを分離(分離体験)と呼ぶこともある。これらの使い分けが曖昧だと、NLPのセッションは、その効果が減殺されるため重要になる基本技能。
アップタイム(UPTIME)⇔ダウンタイム(DOWNTIME)
注意(意識)が外部に向かっている意識状態(アップタイム)のこと。あるいは逆に内向きの意識状態(ダウンタイム)のこと。
アナログ的マーキング(ANALOGUE MARKING)
ある文の中でキーワードを印象づけるか(フォントをかえるや太文字にするなど)やプレゼンテーションでの特別な印象を作るために、声のトーン、ボディランゲージなどを使い分けること。
アナログ(ANALOGUE)⇔デジタル(DIGITAL)
照明の減光スイッチのように、ある範囲内で連続的に変化すること。アナログの「サブモタリティ」は段々と変化するのに対し、デジタルの「サブモタリティ」はオンとオフの切り替えで機能する。例えば、あるイメージを実体験か分離体のどちらかで見る、というのがデジタル。
アドラー(ADLER)
フロイト、ユングとならぶ近代心理学の父のひとり
アンカー(ANCHOR)
特定の反応と連合するあらゆる刺激反応。アンカーは自然に起こる。そして、それはまた意図的にも設定できる。例えば、ベルが鳴ることで人の注意を得ることのベル音など。
アンカリング(ANCHORING)
内的な反応とある外的なトリガー(古典的条件づけの刺激)を連合させるプロセス。
アンカリングは視覚的(特定の手の動きなど)、聴覚的(特定の言葉や声のトーン)、身体的(腕を手で触れる、肩に手を置くなど、香り)など五感からの入力と内的反応から起こる。経験の強度、純粋さ 2)タイミング 3)アンカーの反復の正確さ
イエス・セット(YES SET)
相手が必ず「YES(はい)」の返事を返すような問いかけを重ね、徐々に別のところに導いていく表現方法。
小さな「YES」を続けることによって、「NO」と言いづらい状況になるという特徴を活かした会話の手法。
意識(CONSCIOUS)
自分の今ある状態や、周囲の状況などを正確に認識できている状態のこと。
一致(CONGRUENCE)
人の内的な信念、戦略、行動の全てが十分に同意し言葉、声、ボディランゲージが同様であること。(心と身体が同じメッセージを持っている状態)
一貫性(CONSISTENCY)
最初から最後まで矛盾がない状態であること。同じ態度を持続すること。
特にニューロ・ロジカル・レベルで環境・行動・能力・信念/価値観・自己認識・スピリチュアルのすべてのレベルに一致感がある時、一貫性を創り出すことが出来る。
一般化(GENERALIZATION)
メタモデルの基礎となる3つの主要プロセスのひとつ(他に削除、歪曲)。
一般化とは、複数の経験をたった1つの具体的な経験が代表してしまう時に起こる。
意図 (INTENTION)
目的や考えのこと。
意味のリフレーミング(MEANING REFRAME)
(内容のリフレーミングとも呼ばれる)内容をさらに掘り下げて焦点を変えることで、発言に他の意味を与えること。
「これには他にどんな意味があるだろうか?」「この状況において、これの意味を変えるような何に自分は気づいていないのだろうか?」を考えることで、他の意味を見つけ出す。
インステート(IN STATE)
ステイトに入り込んだ状態。五感もすべてステイトに入った状態で働く。←→ブレイクステイト
インストール(INSTALLATION)
新しい戦略的(やり方)を『心-身』に適用して、それが無理なく自動的に作動するようにするプロセス。アンカー、メタファー、たとえ話、リフレーミング、未来ペースなどを使って行われることが多い。
インタイム(IN TIME)
タイムライン技法で考える時間の記憶形態。過去・現在・未来の時間の流れの中にいる状態。
エコロジーチェック(ECOLOGY)
システムの中での個人の行動の影響の研究。個人においては、より大きい全体としての個人におけるセラピーの個人的構成要素の影響の研究。個人としてOKか?他者にもOKか?社会にもOKか?を問い調和を確認する。NLPの全てのプロセスにおいては、エコロジーチェックは、全調和を保証するために取り入れられている。
< か >
学習(LEARNING)
知識、スキル、経験、あるいは勉強、トレーニングによる価値を得るプロセス。
家族療法(FAMILY THERAPY)
バージニア・サティアの家族を対象とした心理療法の総称。家族療法とは、問題を抱えた個人だけに焦点を当てるのではなく、その個人を取り巻く家族を対象にし、家族全体で問題とされる事柄を話し合ったり、自己治癒力を高めながら家族自身や自らの力で問題解決していくことを援助するための心理療法。
感覚に基づく描写 (SENSORY –BASED DESCRIPTION)
五感や『視覚 聴覚 触運動覚』言語によって、直接観察し確認することができる情報で、評価に基づく描写とは異なり、経験的にテストできることができる。
感覚の鋭敏さ(SENSORY ACUITY)
外の世界や自分の内的感覚に敏感かつ繊細に気づくこと。世界から得る感覚的な情報をより細かく区別し理解する。
キャリブレーション(CALIBRATION)
カリブレーションとも標記される、相手の反応を読み取る方法、観察の技能のこと。特に顔の表情や顔色、眼球の動作、姿勢や呼吸の変化など、非言語的で微細な身体反応や、微妙な(当の本人の意識にも上らないような)変化を読み取ること。
共感覚(SYNESTHESIA)
一つの代表システム(RS)から別のRSへ自動的にリンクすること。V-Kの共感覚では、見て感じるが、ほんの一瞬の間も意識的にそれについて考えることはない。自動プログラム。音楽を聴くと色が見えるなど。
恐怖症の治療(FAST PHOBIA )
恐怖症とは、ある特定の物や状況に対して、強力な負のアンカーがかかった状態をいう。
これを治療する際に効果的なNLPのスキルのひとつ。
イメージの映像を見て、それを早回しで巻き戻すなどの方法がおもにとられる。
逆メタモデル
一般的に12種類に分けられているメタモデルのパターンの逆を行うミルトンモデルの言葉の使い方。
1.単純削除・2.比較削除・3.指示詞の欠如・4.不特定動詞・5.名詞化・6.因果関係・7.複合等価・8.マインド・リーディング・9.判断・10.全称限定詞・11.必然性/可能性の様相記号・12.前提がある。
ゲシュタルト(GESTALT)
記憶の集積。そこで記憶が、ある主題のまわりで統合しているか、一箇所にまとめられている。
ゲシュタルト療法(GESTALT PSYCHOLOGIE)
人間の精神を外部の世界をバラバラな寄せ集めとして認識するのでなく、全体性や意味のある一つのまとまった構成として認識。この全体性を持ったまとまりのある構造をドイツ語でゲシュタルト(Gestalt :形態)と呼ぶ。精神分析医フレデリック・パールズとゲシュタルト心理学者ローラ・パールズによって創られた「今、ここ」での気づきを重視する実践的な心理療法。
顕在化(ELICITATION)
言葉、行動、しぐさなどの刺激によって、ある状態を引き起こす。意識化した状態。意図的に非言語的シグナルを直接観察したり、メタモデルを使った質問をしたりして、情報を集めることもある。
現実を描く地図(MAP OF REALITY)
個人の世界モデル。個々の頭の中に構築された世界を現す、その人固有の表象。体験の印象や理解に抽象的によって描かれるもので、その人の内的表象からなる。
肯定的意図(POSITIVE INTENTION)
どんな行動の背景にも、深いところでは人生をよりよく生きたい、自分の中で満たされる何かを手に入れたい、という肯定的な意図(目的)がある。
巧弁パターン(SLEIGHT OF MOUTH)
会話によって意味を変化させる数々のリフレーミングパターン。まるで『手品』のように巧みに、聞き手が気づかないうちに『純拠粋』を移動させる。
声の質(VOICE QUALITY)
コミュニケーションと人間関係の影響力として2番目の影響力があり全体の38%をしめるということをある研究所は報告している。感情やエネルギーを表現するツールでもある。
五感(SENSES)
五感(ごかん)とは、動物やヒトが外界を感知するための多種類の感覚機能のうち、古来からの分類による5種類、すなわち視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚をさす。
コラプシング・アンカー
「圧縮アンカー」「中和アンカー」ともいう。
2つの異なるアンカーを同時に発火し、2種類の内部経験を組み合わせる感覚的アンカー。
文脈、コンテキスト(CONTEXT)
特定の事象を取り巻く枠組み。この枠組みがしばしばいかに特定の経験か事象が解釈されるか決定する。
< さ >
催眠誘導
催眠の意識状態である「トランス」に導くために働きかけること。
トランス状態は無意識に働きかけやすくなるため、その状態で相手をよりよい状態にさせるメッセージを与えることができる。
NLPにおいては、ミルトン・エリクソンによる「エリクソン催眠」に集約される。
サブモダリティ(SUB-MODALITY)
表象システム(モダリティー:VAKOG)の主要な感覚について、それを更に細分化したパラメータであるところの要素のこと。モダリティーの付帯要素としてサブモダリティー(従属要素)と呼ばれる。視覚であれば明るい/暗い、コントラスト強い/弱い、聴覚であればボリュームが大きい/小さい、位置や響き、身体感覚であれば重い/軽い、熱い/冷たい等の様々な要素を指す。自分が体験している出来事のサブモダリティを変えることで体験自体ではなく、それに対する自分の印象を変えることが出来る。
システム的(SYSTEMIC)
一次元的な原因と結果というより、全体の関係性や影響をみながら、システムという観点から考えること。
状況のリフレーミング(CONTEXT REFRAMING)
状況や背景(コンテクスト)を変えることで、発言に違う意味を与えること。
「この行動がより適切なのは、どのような状況だろうか?」を考えることで、新たな状況や背景を見つけ出す。
ジョン・グリンダー(JOHN GRINDER)
1940年生まれ。変形生成文法の言語学者。
NLP(神経言語プログラミング)の理論的な開発にかなり貢献した一人。80年代の終わりにジュディス・ディロージャとともに開講したのが共同ワークショップで「個人的な天才のための必須条件」と名づけられた共同ワークショップを発表。その後「個人編集テクニック」を発表。「個人編集テクニック」は思考のパターンを変えることはもちろん、そして人々が本当に求めるものを達成することを現実化してくれる強力なツールである。
最近では、トレーニングパートナーのカルメンボスティックとともに、「新コード NLP」というトレーニングワークを提供。
スコア・モデル(S.C.O.R.E)
建設的な問題解決をする事ができるテクニックです。
5つの質問に回答していきます。
回答の場所を円を描くように設定します。
それぞれの質問を書いた紙を床に置くなどするといいかと思います。
5つの質問・・・
(1)「Symptom」:現状
→現在の問題で、気づいている事柄は?
(2)「Cause」:原因
→現状の問題を作り出しているものは?(普段は、昇ってこないような問題を扱う)
(3)「Outcome」:アウトカム/目標
→現状とは違う望ましい状態や目標は?
(4)「Resource」:リソース
→原因や現状を変化させて、アウトカムを達成できる要因は?
(5)「Effect」:結果
→アウトカムを達成した事によって、得ることは?(環境や自分の反応)
以上5点の質問に答えていきながら、場所を移動します。
それぞれの回答の場所に移動することで、場所によって、多少人格が変わったような錯覚を覚えます。
人は、場所で物事を記憶することができます。
その為に、それぞれの場所を移動することによって、それぞれの問題を解決する事が出来るのです。
6ステップリフレーミング(シックスステップリフレーミング)
「やめたいのに、やめられない行動」や「やりたいけど出来ない行動」など、葛藤を含む問題解決に役立つテクニック。パート(自身の無意識部分)にはたらきかけながら、肯定的意図を探り、より高次の代替案を受け入れた場合の自分と周囲の影響をチェックしながら進める6段階からなる。6段階リフレーミングともいわれる。
柔軟性(FLEXIBILITY)
NLPの3つの柱の一つ。アウトカムを達成するための思考や行動の選択肢がたくさんあること。
叙述語(PREDICATES)
特定の代表システムを示す、感覚に基づいた言葉(視覚的叙述語【見る】、聴覚的叙述語【聴く】、触運動的叙述語【暖かい】、特定できないもの【決める】)など。
叙法助動詞(MODEL OPERATORS)
その人が「作動・行動する」ために使っている『叙法』を示すメタモデルの言語的特徴。叙法には、必要、可能、不可能、希望などを表すものがある。意欲を起こすために利用する叙法語(~できる、~できない、~しなくてはならない等)のこと。
状況 コンテクト(CONTEXT)
出来事が発生して、コンテンツに意味を与える際の設定、枠組み、プロセス。
状況のリフレーミング
問題となっている反応や行動を違う状況に置くことで、役に立ち新しく違った解釈を導く方法。
省略(DELETION)
言葉や表象の点で、体験や説明に欠けた部分や割愛があること。
信念(BELIEFS)
因果関係、意味、自己、他者、行動、アイデンティティなどに関して、一般化された状態の思考。意識的、無意識的を問わない。自分はこうだ!と信じている状態で信念は世界に注意をむけ、その中で自分がどう行動するか決定する。また、現実を理解し解釈する際の指針をもなる。NLPには信念を変えるパターンがいくつかある。
深部(深層)構造(DEEP STRUCTURE)
言語学用語。私たちが話そうとしていることに関して持っている、完全で充実した情報のこと。
削除・歪曲・一般化を経て実際に言葉になったものを表層構造と呼ぶ。
人々が自分自身の行動をオーガナイズし、ガイドする感覚的地図(意識的、無意識的ともに)。
スイッシュ パターン(SWISH PATTERN)
好ましくない記憶を好ましいものにすみやかに変えるテクニックで基本的な内的変化の技法の一つ。「感情・記憶」を五感を通じてサブモダリティを一気に変化させる。
スキル(SKILL)
物事を行うための能力。技術的な能力を意味する「技能」と同義であるが、近年は技術的な能力だけではなく、交渉力などの仕事を潤滑に進めるために必要な能力や、技術を証明するための資格、運動を行うための肉体的能力についてもスキルと呼ばれることが増えている。
スタッキング・アンカー
複数の、同じあるいは異なる、リソースのアンカーを同じ場所に積み重ねる。
積み重ねアンカーともいう。より強力なアンカーを作ることが出来る。
ステート
NLPでは、特定の感覚の状態を選択したり、スキルに使われる。
何かを体験している状態。
スウィッシュ・パターン
サブモダリティを利用して大脳を新しく方向づけするプロセス。
望ましくない習慣や行動をより建設的な行動に変えるのにきわめて効果的な手法。
スピリチュアル
ニョーロ・ロジカル・レベルの一つ。 最も自分らしく、最も自分の真髄であり、他の人達とも結びついている体験のレベル。
ある空間にアンカーをかけること。
自分や相手、更には聴衆を特定されたステイトに導くことを目的とする。
ストラテジー
戦略ともいう。結果を達成するために行う精神的・行動的な一連のステップ。
NLPでは、より望ましい状態になるためのプログラムのこと。
スライディング・アンカー
アンカーの位置をスライドさせることで感覚や体験のサブモダリティを変化させる。
スライドさせるときに声も付けると良い。
スルータイム(THOROUGH TIME)
タイムラインで考える時間の記憶形態。過去・現在・未来の時間の流れが自分の目の前にある状態、自分から分離している状態。
前提(PRESUPPOSITION)
ある物事が成り立つためにあらかじめ満たされていなければならない条件のこと、当然のこととされる考えや仮定。NLPでは前提の言語パターンを使うことによりあたかもそれが当然であるという認識を挿入するパターン。
戦略(STRATEGY)
NLPで「戦略」とは、個人の具体的なメンタルマップを探り、それをモデリングしたもの。
特定の結果を達成する為に使う明確な行動のステップを抽出をしていき、それをモデリングする。そのために必要な反復可能な一連の思考。
< た >
対照分析(CONTRASTIVE ANALYSIS)
望ましい状態(例えば『自身に満ちて集中している』)と問題の状態(『行き詰っている気が散っている』)の相違点(サブモタリティ、姿勢など)比較し、構造を明らかにすること。
態度(ATTITUDE)
ある対象に関する価値と信念の集まったもの。私達の態度は私達が行った選択である。
タイムライン(TIMELINE)
各個人ごとの心身が理解する過去、現在、未来を一つのライン(時間軸)としてとらえ、そのラインをアソシエイトやディソシエイトしながら行う時間を使った技法。
ダウンタイム(DOWNTIME)⇔アップタイム(UPTIME)
内面や内部の五感の焦点をあわせること。内面に深く入り込むほど外部の刺激に鈍感になる。トランス状態。
知覚のフィルター(PERCEPTUAL POSITION)
私たちの世界についてのモデルを形作る独自の考え、経験、信念、言語、値観、メタ・プログラム、決意、記憶、言語。
知覚のポジション(PERCEPTUAL POSITION)
その人の視点を示す5つのポジション。第1ポジションは、自分自身の目で見る実体験の視点。第2ポジションは、聞き手(相手)の視点。第3ポジションは、自分と相手以外のメタポジションからの視点。すなわち中立的な観察者の視点。第4ポジションは、集団、システム、組織といった立場から見る『わたしたち』の視点。第5ポジションは、上記の4つのポジションを同時に体系的に取り入れた神や大きな存在の視点。
知覚の第1ポジション(FIRST POSITION)
自分自身の視点で世界を知覚するときの位置。実体験をする位置。
知覚の第2ポジション(SECOND POSITION)
相手の現実の捉え方に合わせ、相手の視点で世界を知覚するときの位置。
知覚の第3ポジション(THIRD POSITION)
観察者の視点で世界を知覚するときの位置。3種類ある知覚のポジションのひとつ。自分自身も相手も見える位置。(メタポジションともいう)
チェイニング・アンカー
複数のアンカーをつなげ、次々と発火していくことにより、望ましい状態に一気に到達させることができる。
チャンク(チャンクアップ&チャンクダウン)
語源は「塊(かたまり)」の意。様々な行動や考えの認知を変化させる技法。チャンクアップは、願望や感情につながり抽象化を進める。チャンクダウンは情報を細分化でき、具体化を計る。
タイムライン
脳が持っている過去・現在・未来の時間軸。
タイムラインには自分がタイムラインにアソシエイト(※)している「インタイム」とディソシエイトしている「スルータイム」がある。
NLPタイムラインセラピー (Time line therapy)
全米催眠療法協会会長でアメリカン・パシフィック大学総長のタッド・ジェームス(米: Tad James)によって開発された催眠療法の1つ。
人が現実を認識する時に使っている削除・歪曲・一般化を活用して自分自身の過去と未来の認識の相違を変化させ、好転させるセラピーのスキル。
ディソシエイト⇔アソシエイト
自らの特定の状態(あるいは入り込んでいた他者の)特定の状態から抜け出し、第3者の視点から観察できるVAKOG状態に離脱することをディソシエイトと呼ぶ。ディソシエイトを分離(分離体験)、アソシエイトを連合(連合体験)と呼ぶこともある。これらの使い分けが曖昧だと、NLPのセッションは、その効果が減殺されるため重要になる基本技能。
デジタル(DIGITAL)⇔アナログ(ANALOGUE)
ふたつの状態が交互に入れ替わること。例えば、電気のスイッチが切れたり入ったりするような状態。「サブモダリティ」でいうと、フルカラーか白黒かというデジタル、『明』と『暗』の間を連続的に段々と変化するのがアナログ。
等価の複合概念(COMPLEX EQUIVALENCE)
(例えば、『彼が時間通りに来ないと彼は私を愛していない」)など時間通りにこないことが、愛していないなど、あたかも連結しているように理解する言語学的特徴。
トランス(TRANCE)
内的意識に焦点づけられた、意識の変容状態。ある種の催眠状態ともいえる。(ダウンタイム)
トランスレイティン(TRANSLATING)
表象システムのある傾向から他の傾向に言葉を言い直すプロセス。(視覚→聴覚)
ドライバー(Driver)
何らかの反応を引き起こす「引き金」。 サブモダリティでは、ドライバーこそが違いを生み出す違いである。サブモダリティを対照分析する過程で発見することができるドライバーは、決定的に重要な意味を持つサブモダリティであり、これが変化すると他のサブモダリティも一緒に変化する傾向がある。
T.O.T.Eモデル(T.O.T.E MODEL)
NLP(神経言語プログラミング)のT.O.T.Eモデルは、 目標の達成に欠かせない行動基本構造。 T.O.T.Eの文字は、Test(テスト)- Operate(操作)- Test(テスト)- Exit(退出) を表している。 私たちはある目標を達成するまでに、さまざま行動を試みるそして、検討する。 そういった目標達成までの行動プロセスを具体的に解釈したモデル。
< な >
内容 コンテンツ(CONTENT)
ある出来事の具体的な詳細。『どうして?』の答え。
内容のリフレーミング(CONTENT REFRAMING)
ある出来事に、別の意味を解釈できることを示唆する言語パターンあるいは、ある特定の陳述に、『これは他にどんな意味があるか?』と質問することで、その内容の別の部分に焦点をあてることで、別の意味を与えること。
内容はそのままで、行動の内容を別の肯定的な意味に変えること。
内的一致(CONGRUENCE)
内的表象が完全に連携して作動している状態。言動が一致し、非言語的なシグナルと発言が一致している状態。統一が取れ、健康で、内的な調和があり、対立のない状態。
内的不一致(INCONGRUENCE)
パートどうしが対立して争っている状態。各パートは不安を感じていて、目標に完全に取り組むことができないため、不一致のメッセージやシグナルを出す。連携を欠き、言動が一致しない。(二次利得など)
内的表象(INTERNAL REPRESENTATION)
イメージ、音、フィーリング、におい、味など五感情報の組み合わせで私達が心の中でつくり出し、蓄積する情報のパターン。記憶をコード化し、保持しておく方法
内的対話(INTERNAL DIALOGUE)
自分自身と話をしていること。
ニューコードNLP(NEW CODE NLP)
1980年代の初頭から半ばにかけて、ジョン・グリンダーによって開発された。グリンダーは(リチャード・バンドラーとともに)オリジナルのクラシックコードNLPの共同開発者である。グリンダーはクラシックコードNLPのコード化において見られたいくつかの設計上の欠陥を修正する目的でニューコードNLPを開発した。また、ジュディス・ディロージャ(当時グリンダーアソシエイトに所属)もいくつかの側面においてニューコードNLPの共同創始者とされている。
二次利得(SECONDARY GAIN)
表面上は実際に否定的か、問題が多い行動か、他のどこかのレベルにおいて、ある肯定的な働きを持っている。例えば、表面状は身体に喫煙は悪いと判っていて辞めようと思っていても、深層心理がリラックスしたい気持ちを手放したくない状況など。
認識論(EPISTEMOLOGY)
わたしたちがある事柄をどうやって知るのかを研究する学問。NLPはひとつの認識論。
能力(CAPACITY)
いかに何かをするか知ること。NLPではメンタルな地図が認知の戦略の形態を作る。
望ましい状態のゴール設定法(WFO)ウェル・フォームド・アウトカム
望ましい状態の目標(ゴール)を設定するときに満たすべき条件。
NLPでは、以下の5つの項目を その条件として挙げている。
1.肯定的な表現であること
2.ゴールを望んでいる人がコントロールしていること
3.望ましいゴールの状態が五感を使って明確に定められること(イメージ)
4.現在の状態にあるポジティブな要素は維持されること(二次的利得)
5.外部の環境(エコロジー)に適応するように設定されていること
< は >
パート(PARTS)
その人の内部で人格や感情を感じる箇所を隠喩としてパートと呼ぶ
発火(トリガー)
特定の感情や心的状態を引き出すために引き金(きっかけ)となる特定の行動や情報(匂い・色・音楽など五感情報)
バックトラック(BACK TRACK)
相手から引き出した情報を声に出して反復したり、要約してオウム返しのように返事をすること。
通常、ラポールを築いたり、見直しや修正をするために行う。
時間(タイムライン)である地点にさかのぼることを指すこともある。
バージニア・サティア(VIRGINIA SATIR)
バージニア・サティアは家族療法を最初に導入した人物で20世紀最高の心理療法家とも言われている。子どもが様々な問題(犯罪、家庭内暴力等)を起こすことがあり、従来の見方ではその問題を起こしている子どもに問題があるのでその子どもだけを治療すれば良いとされてきた。
しかし、サティアは子どもの問題は家族の有り方、特に家族間のコミュニケーションの仕方に問題があるので、子どもが問題行動を起こすと捉えた。サティアの見方に立てば子どもだけを治療しても問題は解決しないことになる。そこでサティアは家族全員と一度に対話して治療を行う家族療法の手法を始めた。
1970年代中頃、彼女の仕事はNeuro言語プログラミング(NLP)リチャード・バンドラーとジョン・グリンダーの両創設者によって広範囲に研究される。AVANTAは、彼女の仕事をやり続けて、家族療法への彼女のアプローチを促進する国際組織。
非言語(NON-VERBAL)
通常は声のトーンやボディランゲージ、表情、しぐさや見た目などの言葉以外のこと。
言葉以外の声にならない声も表現されるのが非言語である。
必須多様性(REQUISITE VARIETY)
思考し、感情を表し、話し、行動するときの柔軟性。行動の柔軟性に優れた人は、活動をコントロールできる。必須多様の法則。
ビジュアルスクワッシュ
2つの異なる感情や行動を視覚的なイメージを使って統合し、第三の選択肢を導いたり、中和するテクニック。
ビリーフ(BELIEF)
プログラムによって強化された「思いこみ」のこと。信念や観念や思い込みと訳される事が多い。役に立つものと役に立たないものがある。
複数の序列に属する(MULTI-ORDINAL)
ある言葉がそれ自体に言及でき、しかも意味をなす言葉、その言葉は複数の序列に属している。一般的には、『愛を愛することが出来る We can love love.』『恐れを恐れることができる We can fear fear.』『怒りに怒りを感じることができる We can feel anger at anger.』 というように、それ自体を指名したケースだけが再帰的になる。その言葉の意味は各レベルで異なっている。問題は、『どのレベルでこの言葉を使っているか?』による。
表象システム(REPRESENTATIONAL SYSTEMS)
五つの感覚。視覚、聴覚、触覚(感じる)嗅覚、味覚。表情、姿勢、ゼスチャー、呼吸の仕方、目線の使い方などを意味します。
フォビア(FOBIA)
ある特定の状況や構造・対象物への通常ではない強烈で不合理な恐怖のこと。 恐怖症。 典型的な症状としてはめまい、心臓の動悸、ふるえなど恐怖の感覚などがある。
フィードバック(FEEDBACK)
自分のやっていることが結果的にどうか、結果情報によって検証し、もし改善点があれば行動を修正していく作業。
フィジオロジー(PHYSIOLOGY)
五つの感覚。視覚、聴覚、触覚(感じる)嗅覚、味覚。表情、姿勢、ゼスチャー、呼吸の仕方、目線の使い方などを意味します。
フリッツ・パールズ(FRITZ PERLS)
1893年生まれ。パールズはユダヤ人の降下の有名なドイツ生まれの精神科医と精神療法医だった。彼が1940年代から彼の妻ローラ・パールズで開発した治療法へのアプローチのために学期『ゲシュタルト療法』を造り出す。そして、彼は1964年にカリフォルニアでEsalen研究所と関係していく。彼の考え方には、エーリヒ・フロムや鈴木大拙などの影響も色濃く見られる。東洋的な瞑想や精神統一の体験を基盤に取り込んだという点では、ユージン・ジェンドリンのフォーカシングと似ている。セラピーの姿勢としては、カール・ロジャーズの来談者中心療法などと一緒に人間性心理学(アブラハム・マズローの流れ)の中に分類されている。ゲシュタルト療法家。
分離(DISSOCIATION)
自らの特定の入り込んでいる特定の状態から抜け出し、第3者の視点や自らの体験を外側からみるように観察できる状態。たとえば、実際にそこにいたとしてもそこで持ったであろう感覚や感情を持たない。
NLPでは、分離体験を的確に行うことで、ワークの深度が異なってくる。
まれに、過去のネガティブな体験を手放したいという思いから無意識に分離して記憶を保存していることがある。
不健全(UNSANITY)
健全(土地そのものに充分適応している状態)と狂気(現実に全く適応できていない状態)の間の不十分な適応段階を表すために、コージブスキーが使った言葉。
不特定動詞(UNSPECIFIED VERBS)
副詞を省略した動詞。活動の具体的な詳細を省略している。NLPではこの省略された具体的な動詞情報を聞き出す。
不特定名詞(UNSPECIFIED NOUNS)
言及している人や事柄を具体的に特定しない名詞。あいまいな名詞を指す「あれ!」など。NLPではこの省略された名詞の情報を聞き出す。
普遍的数量詞(Universal QUANTIFIERS)
メタモデルにおける言語学的用語で、物事を「普遍性」(どれも、すべて、けっして~ない、まったく~ない等)でコード化する言葉を指す。例外を認めない。
NLPではこの省略された例外を認めない情報の詳細を聞き出す。
ブレーク・ステート(BREAK STATE)
インステイトから日常の自分の感覚に戻すこと。
何か違うことを考えさせたり、身体の姿勢を変化させたりする。
←→インステイト
ペーシング(PACING)
コミュニケートしている相手のある面をマッチングさせる(合わせる)ことにより素早くラポールをつくるためコミュニケーターによって行われる方法。言語・非言語多岐にわたってペーシングできることは多数にあり、そのタイミングやどれくらいペーシングするかも影響がある。
ボディ・ランゲージ(BODY LANGUAGE)
ことば、または音を使わずに身体でコミュニケーションする方法。
たとえば、姿勢、表情、ジェスチャー、アイコンタクト、容姿など。
ポジション・チェンジ(POSITION CHANGE)
自分以外の立場にインステイトし、自分を眺めるスキル。インステイトする相手は、誰でもいいし、自分の中のパートでもどんなものでもよい。
< ま >
マッチング(MATCHING)
相手がアウトプットしている様相(行動や言葉など)を取り入れて合わせることにより、ラポールを促進すること。(姿勢・・身振り手振り・表象システム・声のトーン、リズム・言葉の使い方・話の内容・表情・呼吸などを合わせる)
マッピングアクロス(MAPPING ACROSS)
現状の脳の中の地図を拾い、本人が望ましいとおもわれる方向へとサブモタリティなどを変化させ問題の状態からリソースフルな状態に移すこと。
ミスマッチ(MISMATCHING)
相手と異なる行動をとって、ラポールを破ること。意識的なこともあれば。無意識的に行われることもある。これを理解することによって、コミュニケーションの育てなおしができる。また、方向づけをやり直したり、会合や会話を中断もしくは終了させたりするために、使われることもある。
未来ペース(FUTURE PACE)
頭の中で、「こうしたい」と思う未来におきるであろうことをイメージしリハーサルするプロセスのこと。右脳はイメージと実際の出来事の区別がないので、イメージできるかどうかが、確実性を高める。NLPの介入がしばしば用いる重要なもの。
ミルトン・エリクソン(MILTON ERICKSON)
1901年生まれ。彼はアメリカ臨床催眠学会の創始者で、初代会長も勤めた。アメリカ精神療法協会、アメリカ心理学会、アメリカ精神病理学会などのメンバー。晩年は催眠の臨床性・実践性向上のため、精力的にワークショップを開き世界各国を行脚した。
「治療に抵抗するクライエントなどいない。柔軟性にかけるセラピストがいるだけだ。」
この言葉に端的に表されるように、彼の技法は「ユーティライゼーション(Utilization;利用できる物はなんでも利用する)」を旨とした、臨機応変・変化自在なもので、その名人芸は「アンコモン・セラピー」、「魔術師」と呼ばれる。
クライエントごとに異なるアプローチをすべきという信念から、自らは技法の体系化は好まなかった。しかし、エリクソンの影響を受けた弟子や共同研究者たちは、それぞれ独自の治療技法を構築し、総称して 短期療法と呼ばれる一派を形成した。とくに家族療法への影響は大きく、グレゴリー・ベイトソンのダブル・バインド理論は彼あってのものである。
有名な言葉に『あなたはなぜそんなにすごいのですか?』
『なぜなら私はポリオにかかったからです』というセリフがある。
ミルトン・モデル(MILTON-MODEL)
催眠療法家の第一人者であるミルトン・エリクソン氏が催眠療法の最中にクライアントに対して、発していた巧みな言葉遣いを体系化したもの。直接的な表現を使わず相手の無意識に働きかけ、新しい役に立つビリーフを構築してゆくモデル。クライアント内部にある心理的障害を自然と顕在化する事を得意とした。現代催眠とも言われる。
ミラーリング(MIRRORING)
相手の振る舞いを自分が鏡になったようにマッチングさせること
無意識(UNCONSCIOUS)
意識的に気づいていない全てのこと。
明確なゴール
ビジネスにおいても明確なゴールが求められる割には、その有効性のある設定法が用いられていない場合が多い。 NLPではウエルフォームド・アウトカムの手法が用いられる。Well-formedは、「均整のとれた」とか「仕掛けの整った」という意味で、目標達成までの条件設定がきちんとできている目標のことを言います。
メタ(META)
ギリシア語に由来する『根底に流れる考え』『越えた』という意味。
メタ・ステート(META-STATES)
五感を通して抱いた感覚はさらに言語を通して抽象化され、二次的体験となりますが、それが一度形成されると刺激への認知フィルターとして一次的体験を支配することになります。さらに、それらのフィルターを通して得られた体験はより一般化され、二次的体験、一次的体験を支配。
メタ・プログラム(META-PROGRAMS)
私たちが自らの体験を分類・整理し、方向付けたり、チャンキングしたり、注意を払う心的・知覚的プログラム。自分自身の戦略や物事の判断基準にもなる。
メタファー(METAPHOR)
一つの状況あるいは現象を他のものとして考えるプロセス。あたかも、違う話をしているようでも無意識的に必要な情報をキャッチし自然に理解できる話法。ミルトン・モデル。ストーリー、隠喩、お話、寓話、格言など。
メタポジション(META-POSITION)
超えた立場。第三者や観察者としての立場。当事者の気持ちにはいらないよう分離された状態での観察。NLPではこれを上手く使うことによってワークが行われる。
メタモデル(META MODEL)
ジョン・グリンダーとリチャード・バンドラーらによって作り出されたNLPにおいて最初に開発されたモデル。省略・削除・一般化されている曖昧な言語パターンのカテゴリーを認識するためのモデル。あいまいや不正確な言葉を元に戻す為の一連の質問。言葉と体験を再統合する。それによって、明確にしたり、具体化したり、制限を広げ、選択の余地をつくりだすためのに使われる。
目標を細分化(CHUNKING DOWN)
目標の論理レベルを1段階下げること。たとえばいきなりフルマラソンを走りなさいと言われても無理な話ですが、ここで夢を小さなステップに細分化してみましょう。5年後にフルマラソン(42.195km)を走りきりたい。そのためには、4年後に30kmを走りきる! そのためには、3年後にはハーフ(21km)走りきる! そのためには、2年後には10kmを走りきる! そのためには、1年後には5kmを走りきる! とこのように夢を細分化して、まずは低めの目標を設定するのです。
フルマラソンは無理だけど、1年後に5km走りきるのはなんとか達成できそうな気がしませんか?
モデリング(MODELLING)
他の人々の上手くいく行動や様式を観察して、地図をつくることのプロセス。また、そのプロセスを真似て同じように行動すること。(行動・生理的反応・観念・価値観・内部状態・戦略などを真似る)
< や >
優先システム(感覚)
人は、他人とコミュニケーションを図るときに代表システムのうちのいずれかを優先的に活用する。たとえば、絵や画像で物事を始めに捕らえる人は視覚を優先する。次に音や本など論理的に物事を捉える人は、聴覚システムを優先する。最後に物事を感覚・味覚のように捉える人は、体感覚システムを優先する。同じ人でも、事柄によって優先システムは変化してゆくこともある。
優先感覚へのペーシング
優位感覚によって相手の頭の中で整理されている情報の構成に特性が生まれる。優位感覚へのペーシングはパワフルで、しかも自然である。
ユニバーサルワード(UNIVERSAL WORD)
「普遍的な言葉」とも呼ばれる。
優先的表象システムを問わず、聞く人がそれぞれ自分の体験や感覚に基づいて解釈やイメージすることのできる言葉。
< ら >
ラポール(RAPPORT)
人間関係における信頼、調和、協調性の確立。(仏語)橋を架ける。こちらと向こうに橋を架ける。
リーディング(LEADING)
十分なラポールを持ちながら、ペーシングし十分に相手の世界に入り込み信頼関係を構築できたときに、相手がこちらに追従してくる様。
ペーシングとリーディングはNLPの重要な部分である。
リードシステム(LEAD SYSTEM)
意識にインプットするために情報を見つける優先的な表象システム(視覚、聴覚、体感覚)
リチャード・バンドラー(RICHARD BANDLER)
1951年生まれ。カリフォルニア大学サンタ クルーズ校 (UCSC) 出身。
その当時、リチャード・バンドラーは、イギリス生まれの心理学者のグレゴリー・ベイツンの学生。当時リチャード・バンドラーは、ゲシュタルト療法を学ぶ。ゲシュタルトの創始者、フリッツ・パールズをモデリングしていた。リチャード・バンドラーは精神科医ロバートシュピッツァーによって家族療法実行者ヴァージニア・サティアの教育セミナーを記録するため招待される。彼はフリッツ・パールズの本『シュピッツァー編集1を援助』するために後で雇われる。
NLPが誕生したのは、1975年ジョン・グリンダーとリチャード・バンドラーと共に開発された。最初に書きおろした「魔法の構造、第1巻」を出版したのが始まり。二人は「魔法の構造、第1巻」で一式の明示的なツールを紹介した。簡単な内容は、パールズ、エリクソン、家族療法の権威のバージニア・サティールのような療法の魔法使いの偉大なパフォーマンスレベルを誰もが習得し達成することができるもの。それ以後、リチャード・バンドラーの考案はいくつかある。
その1つがブリーフ セラピーの一種。それは極度の恐怖症を治したり、統合失調症患者を社会復帰させるといたテクニックを考案したもの。またリチャード・バンドラーの主な貢献は「サブモダリティ テクニック」を発見・発展させたことである。
リチャード・バンドラー(NLP創始者)の名言『失敗は存在しない、フィードバックがあるのみ。』経験してこそ失敗がある。しかし、そこから学ぶべきことがたくさんある。
失敗を恐れて行動しないということは、自分でそれ以上の前進を放棄していることと同じことだ。何事もうまくいくコツは、毎日「小さな失敗」を積み重ね、そして常に学んでいくことである。リチャード・バンドラーは、現在NLPにおいて教えられるモデルと技術の多くにも貢献した。また天才的なループを組む話法テクニックを得意とする。
リソース(RESOURCES)
結果を達成するのに役立つような全ての資源(状態、考え、戦略、経験、人、事象、情報、お金、時間、所有物など)。
リソース・アンカー(RESOURCE ANCHOR)
あるリソースをいつでも呼び出すことが出来るようにするアンカリングのスキル(アンカリングの基本)
リソース状態(RESOURCEFUL STATE)
人がリソースに満ちたように感じる時の、全体的な神経学、生理的な経験。リソースフルな状態とも言う。
リンキング(接続詞)
言語と言語をつなぐ。あたかも関連性があるように相手が感じ、潜在意識的に相手がスムーズに受け入れられる。ミルトン・モデル
ロジカルレベル(LOGICAL LEVELS)
各々のレベルが段階的により心理学に包含され影響が高まる内的な階層のこと。その重要性の順番は(高い方から低い方へ)これらのレベルを含むが人により、重要だと自覚している階層がことなる場合もある。
①スピリチュアル ②アイデンティティ ③信念と価値 ④能力 ⑤行動 ⑥環境。
ループ(LOOPS)
円、循環。ストーリーやメタファーや説明がそれ自体の最初に戻り、輪を描く、(フィードバックする)状態。終わりのないストーリーは開いたループであり、結末のあるストーリーは閉じたループである。戦略がループを描くようになると、出口のない状態に陥って動きが取れなくなり、その戦略を終了できなくなる。学習の学びをどのように構築するかも、ループを効果的に使うことがある。
< わ >
歪曲(DISTORTION)
あることを、神経学的あるいは言語学的に不正解に表現するプロセス。不正確に情報や地図を理解している状態。NLPでは歪曲された情報を引き出す「メタ・プログラム」やメタファーとしてリソースを提供する。
枠組 フレーム(FRAME)
あることを知覚するときの状況、範囲、環境、メタ・レベル、方法など。
< 人 名 >
リチャード・バンドラー(RICHARD BANDLER)

1951年生まれ。カリフォルニア大学サンタ クルーズ校 (UCSC) 出身。
その当時、リチャード・バンドラーは、イギリス生まれの心理学者のグレゴリー・ベイツンの学生。当時リチャード・バンドラーは、ゲシュタルト療法を学ぶ。ゲシュタルトの創始者、フリッツ・パールズをモデリングしていた。リチャード・バンドラーは精神科医ロバートシュピッツァーによって家族療法実行者ヴァージニア・サティアの教育セミナーを記録するため招待される。彼はフリッツ・パールズの本『シュピッツァー編集1を援助』するために後で雇われる。
NLPが誕生したのは、1975年ジョン・グリンダーとリチャード・バンドラーと共に開発された。最初に書きおろした「魔法の構造、第1巻」を出版したのが始まり。二人は「魔法の構造、第1巻」で一式の明示的なツールを紹介した。簡単な内容は、パールズ、エリクソン、家族療法の権威のバージニア・サティールのような療法の魔法使いの偉大なパフォーマンスレベルを誰もが習得し達成することができるもの。それ以後、リチャード・バンドラーの考案はいくつかある。
その1つがブリーフ セラピーの一種。それは極度の恐怖症を治したり、統合失調症患者を社会復帰させるといたテクニックを考案したもの。またリチャード・バンドラーの主な貢献は「サブモダリティ テクニック」を発見・発展させたことである。
リチャード・バンドラー(NLP創始者)の名言『失敗は存在しない、フィードバックがあるのみ。』経験してこそ失敗がある。しかし、そこから学ぶべきことがたくさんある。
失敗を恐れて行動しないということは、自分でそれ以上の前進を放棄していることと同じことだ。何事もうまくいくコツは、毎日「小さな失敗」を積み重ね、そして常に学んでいくことである。リチャード・バンドラーは、現在NLPにおいて教えられるモデルと技術の多くにも貢献した。また天才的なループを組む話法テクニックを得意とする。
ジョン・グリンダー(JOHN GRINDER)

1940年生まれ。変形生成文法の言語学者。
NLP(神経言語プログラミング)の理論的な開発にかなり貢献した一人。80年代の終わりにジュディス・ディロージャとともに開講したのが共同ワークショップで「個人的な天才のための必須条件」と名づけられた共同ワークショップを発表。その後「個人編集テクニック」を発表。「個人編集テクニック」は思考のパターンを変えることはもちろん、そして人々が本当に求めるものを達成することを現実化してくれる強力なツールである。
最近では、トレーニングパートナーのカルメンボスティックとともに、「新コード NLP」というトレーニングワークを提供。
ロバート・ディルツ(ROBERT DILTS)

ロバート・ディルツ(1955年生まれ)は、ジョン・グリンダーとリチャード・バンドラーによる1975年の発表からNeuro言語プログラミング(NLP)のフィールドの開発者、著者、トレーナーでありコンサルタントだった。
国際的に有名なNLP の開発者。70年代後半からトレーナー、コーチ、コンサルタントとして活躍し、数多くの大手企業(アップルコンピュータ、ヒューレット・パッカード、IBM など)をクライアントに抱え、大きな実績を残している。NLPの諸技法の土台となる「ニューロ・ロジカル・レベル」を体系化したことで有名である。「ニューロ・ロジカル・レベル」は情報整理のための枠組みと言われている。
91年にはNLP ユニバーシティを創設。
クリスティナー・ホール (CHRISTINA HALL)

スイッシュの開発者。1978年、NLP開発者であるリチャード・バンドラー氏らによって設立された世界で最も歴史の長いNLP協会、The Society of NLP の現理事長。世界で数名しかいない米国NLP協会認定メタ・マスタートレーナーの称号を持ちます。 バンドラー・グリンダーの両氏から直接教えを受け、1986年~1991年にかけてはバンドラー氏と共にトレーニングを開催しました。このときに作成されたトレーニングで使用するテキストは、クリスティーナ博士が監修したものです。 天才リチャード・バンドラー氏が編み出したNLPスキルの数々を構造化し、一般の人々が実践できるよう体系化する役割を担ってきました。天才セラピスト達を研究することから生まれたNLPですが、開発者のバンドラー氏もまた天才であったため、一般の人たちがNLPを体系立てて理解するのは困難があったなか、NLPが世界にここまで大きな広がりを見せたのは、彼女なしでは不可能だったと言って過言ではありません。
ミルトン・エリクソン(MILTON ERICKSON)
1901年生まれ。彼はアメリカ臨床催眠学会の創始者で、初代会長も勤めた。アメリカ精神療法協会、アメリカ心理学会、アメリカ精神病理学会などのメンバー。晩年は催眠の臨床性・実践性向上のため、精力的にワークショップを開き世界各国を行脚した。
「治療に抵抗するクライエントなどいない。柔軟性にかけるセラピストがいるだけだ。」
この言葉に端的に表されるように、彼の技法は「ユーティライゼーション(Utilization;利用できる物はなんでも利用する)」を旨とした、臨機応変・変化自在なもので、その名人芸は「アンコモン・セラピー」、「魔術師」と呼ばれる。
クライエントごとに異なるアプローチをすべきという信念から、自らは技法の体系化は好まなかった。しかし、エリクソンの影響を受けた弟子や共同研究者たちは、それぞれ独自の治療技法を構築し、総称して 短期療法と呼ばれる一派を形成した。とくに家族療法への影響は大きく、グレゴリー・ベイトソンのダブル・バインド理論は彼あってのものである。
有名な言葉に『あなたはなぜそんなにすごいのですか?』
『なぜなら私はポリオにかかったからです』というセリフがある。
フリッツ・パールズ(FRITZ PERLS)
1893年生まれ。パールズはユダヤ人の降下の有名なドイツ生まれの精神科医と精神療法医だった。彼が1940年代から彼の妻ローラ・パールズで開発した治療法へのアプローチのために学期『ゲシュタルト療法』を造り出す。そして、彼は1964年にカリフォルニアでEsalen研究所と関係していく。彼の考え方には、エーリヒ・フロムや鈴木大拙などの影響も色濃く見られる。東洋的な瞑想や精神統一の体験を基盤に取り込んだという点では、ユージン・ジェンドリンのフォーカシングと似ている。セラピーの姿勢としては、カール・ロジャーズの来談者中心療法などと一緒に人間性心理学(アブラハム・マズローの流れ)の中に分類されている。ゲシュタルト療法家。
バージニア・サティア(VIRGINIA SATIR)
バージニア・サティアは家族療法を最初に導入した人物で20世紀最高の心理療法家とも言われている。子どもが様々な問題(犯罪、家庭内暴力等)を起こすことがあり、従来の見方ではその問題を起こしている子どもに問題があるのでその子どもだけを治療すれば良いとされてきた。
しかし、サティアは子どもの問題は家族の有り方、特に家族間のコミュニケーションの仕方に問題があるので、子どもが問題行動を起こすと捉えた。サティアの見方に立てば子どもだけを治療しても問題は解決しないことになる。そこでサティアは家族全員と一度に対話して治療を行う家族療法の手法を始めた。
1970年代中頃、彼女の仕事はNeuro言語プログラミング(NLP)リチャード・バンドラーとジョン・グリンダーの両創設者によって広範囲に研究される。AVANTAは、彼女の仕事をやり続けて、家族療法への彼女のアプローチを促進する国際組織。