今年の後半をディズニーの手法を使ってプランニングしてみた!

NLP(神経言語プログラミング:neuro-linguistic programming)は、
優秀な人の卓越性を研究するところから始まった。

アリストテレス、ジャーロックホームズ、モーツアルト、ディズニーなど
卓越した能力を持った人(架空の人物も含む)に、「どのような共通の要素があるのか」
「なぜ、非凡さ、卓越性をつくり出せるのか」を研究したのだ。

それはひとことで言うと、【成功者のモデリング】
これが、NLPの基礎となっているのだ。

そんな成功者モデルの一人にウォルト・ディズニーがいる。
ウォルト・ディズニーの映画、ディズニーランド、アニメーションのミッキーマウスは、
なぜ世界中から愛されるようになったのか。
NLPの観点からロバート・デュルツ氏が検証したモデルが
「ディズニー・ストラテジー・モデル」である。

今回、私は2016年の後半半年のプランニングをディズニーストラテジーを使うことにした。

なぜか?

これまでの活動の枠にとらわれない、
そして夢ものがたりではない現実的な計画が欲しかったからだ。

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ディズニー・ストラテジー・モデルでは、
3つのポジションをバランスよく使って、考えたり、戦略を立てたり、現状を分析するモデル。

3つのポジションとは、ドリーマー、リアリスト、クリティック。

①ドリーマー(夢想家)のポジション
夢想家、つまり夢を見ている人のこと。
「なんだ、アイツ、ほら吹きじゃないの?」といわれるぐらいに、
非現実的なことばかり話しているような人をポジションに位置する。
実はウォルト・ディズニー自身がドリーマーで、
夢のようなことばかり言っていたと、伝えられている。
このドリーマーのポジションに入ると、できないことはない。
何でもできてしまう。ほしいものは何でも手に入るし、怖いものなしの状態。

②リアリスト(現実家)のポジション
夢や目的を達成しようとする方向に歩いていく、現実的な人がこのポジションに位置する。
「これを手に入れるためには、どういう行動をしたらいいだろうか?
まずいつまでに、何をしようか」と
戦略を立てて行動する人をこのポジションに位置する。

③クリティック(批評家)のポジション
建設的な観点から批評する人が位置するポジション。
「こんな夢見たいなことばっかり言っているけど、ちゃんと準備してあるの?」
「計画立てたみたいだけけれども、みんなに伝えてあるの?」など、
きちんとできているかどうかを分析し、チェックする人をこのポジションに位置する。

ディズニー・ストラテジーの3つのポジションは、
一人ひとりが各々のポジションに固定されているわけではない。
私たちは、これら3つのポジションを自分のなかに持っているのだ。

「自分はあれをしたい」「自分のビジョンは・・・」というときは、
ドリーマーのポジションにいる。
夢は一つや二つではなくたくさんあってもおかしくない。
おとぎ話のような大きな夢でもいいのだ。
そして、その夢を実現させるのにいくらくらいのコストがかかるのか、
それを実現させる方向で考えるのがリアリストのポジションである。
何をしたらいいのかという意識を、どんどん膨らませるのがこのポジション。
「まだ実行に移すのは早いんじゃないの?」
という批評家的な立場が、クリティックのポジション
それぞれの意識を、自分の中に持っているのだ。

そして、人によって得意なポジションがあると言われている。

いつも夢みたいなことばかり言っているドリーマーのポジションにいる人は、
それを実現しようとしても、リアリスト、クリティックなポジションでモノを考えることに慣れていないため、
夢が夢のまま、若しくは、失敗ばかり続けているかも知れない。
現実的な発想のリアリストのポジションにばかりいると、一つひとつ対応していくうちに、目的がわからなくなったり、自分が何のためにやっているのかわからなくなってしまったりしてしまう。
そして、クリティックで批判・分析ばかりしていると、どんどん夢がしぼんでしまう事になるのだ。

総合的な見地から、3つのポジションのどれがいいとか悪いとかではなく、
この3つがバランスを保っていることが大切なのだ。
バランスよくこの3つのポジションを保つためには、普段、自分がどのポジションにいるのかを意識することが大切となる。
自分の言動を客観的(現実的)に見つめる習慣を心がけ、どのポジションにいることが多いか確かめてみると良い。

ディズニーはこのディズニー・ストラテジー・モデルを用いて会議を行っていたという。
まず、ドリーマーに位置する者に将来のプランを立てさせ、それをリアリストとクリティックに位置するグループが聞いて、意見を言う。
重要なのは、「提案をつぶすためのモデルではない」ということ。
建設的なプランや批評でお互いに意見を交換しながら、プランを固めていくことができたという。

人は3つのポジションのいずれかに偏ってもいけないが、
たとえばあなたが経営者なら、
社員を3つのグループに分けて、各々得意の分野で戦略を検討するのも一考かもしれない。

3つのポジションを・・・

個人でバランスを保つか?

それとも組織でバランスを保つか?

いずれにしても、このディズニー・ストラテジー・モデルを活用すれば、
夢と実現性のある卓越した戦略が導き出せるにちがない。

ロバート・デュルツ氏が検証したモデル
「ディズニー・ストラテジー・モデル」
書籍化されているので
関心がある方は、ぜひチェックしてください。

さて、私(インディ中西)の今年後半の計画がどうなったかというと・・・

おかげさまで、すっごく夢があるステキなプランになりました。

ディズニーストラテジーに大感謝! (^^)

天才たちのNLP戦略
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