生きるチカラ 父からの学び

このスケッチに描かれたワンコ
何をみているのだろう?

6年前に旅立った
父の命日が近づいてきました。

あれは5年前、
一周忌を前に
実家を整理していた姉が


60年前の父の日記を発見!

帰省したときに
姉からその日記を手渡されたのでした

目を通すと・・・

一行ごとに

涙が止まらなくなりました、、、

そんなことを、
また命日が近づいて来たことで
思い出したので、
今の気持ちをブログに綴っています。

このワンコのスケッチ
ずっと昔、
手帳を日記代わりにしていた父が
その表紙に描いたもの

昭和33年(1958年)
1月1日から始まるこの日記

私は昭和34年生まれなので
私がこの世に生を受ける前の出来事 

当時父は
結核を病んでいて
サナトリウムへ入院中、

長期療養を余儀なくされ

二度目の正月を迎え

『テンテン(姉のこと)ノ為ニモ完全治癒二向ケ一生懸命頑張ロウ』

からはじまり

 
三週間に一度の洗髪を

『人間二戻ッタ様ナ気ナリ』

と楽しみにしていた様子や、

外の世界を娑婆と表現し、
勤務先の同僚から
見舞いをうけたその後に
サナトリウムの外の世界での暮らしを羨む気持ちや、

母と姉が見舞う予定の日に来れなくなったことを

『淋シイ』

など・・・
正直な父の気持ちが
漢字とカタカナでアリアリと描写されています
 

そして、その年の11月30日
全治し退院するところでこの日記は終わる

そして、

私は
それから一年後、

この世に生を受けたのです

この犬の絵は
その表紙に描かれていたもの。

父とこのワンコとは
どんな接点があったのか? 

いろいろ思いを馳せながら
この絵を見ると、

なんとも・・・

結核は不治の病ではなくなろうとしていた
とは言え、

人生の中で二年以上、
働き盛りの30歳前後、
家族を残し、
入院生活を余儀なくされ、
どんな思いで描いたのか、、、

今はその気持を
聞くこともできないのだが、、、

血は争えない、

最近はSNSでは
自撮りの写真をアップしています

バカバカしく笑っている私ですが
こんなおっさんでも笑いを忘れていないこと
(子供の頃は一日に400回笑う、大人の平均は10〜15回)
を率先しているのですが、、、

最近はそんな
自分の顔を見るたびに
父の面影が私の表情に見え隠れ

命日前後は
天国の父との対話を

ゆっくりと
楽しんでみることにします

 

 

 

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