潜在意識の特性③ 否定語がわからない(否定した時にはすでに肯定しているイメージが・・・)

前々回、潜在意識の特性①で
潜在意識は『時間がわからない』ことを
前回、潜在意識の特性②で
潜在意識は『人称がわからない』ことを
ご紹介しましたが
今回は、三回目
【否定語がわからない】
をおおくりします。
潜在意識くんは、
否定語がわかりません。
というよりも・・・
プラスもマイナスも区別がつきません。
なので、どちらも同じように扱います。
たとえば、
子供がうるさくしているとき
『さわがないで!』
というと
子供は『さわぐ』方に注意が向きます。
『静かに遊ぼうね!』
というと
『静かにする』方に注意が向くわけです。
お子さんがいらっしゃる方は
もうすでにわかってらっしゃる方も多いかもしれません。
『ちらかさないで!』
というより
『きれいに遊びましょう!』
上司と部下なら
『遅刻するな!』
というより
『きっと間に合うよ!』
のほうが好ましいのです。
マザーテレサはこのことをよく知っていて
『反戦集会には行かないけど、
平和集会には参加するわ』
って話していたと言われています。
反戦からは平和ではなく
争いのイメージが
生まれることを知ってたんですね。
これらはほんとうに大切なことです。
言葉のことを
日本では古来より『言霊』といいます。
言葉には魂が宿っています。
どうせなら使うなら
否定する表現するより肯定で
プラスの言葉を使いましょう。